【非戦ネット関連イベント】若者たちの正義感をテロに向かわせないために 〜ダッカ襲撃・人質事件をNGOとともに考える〜

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*アーユス仏教国際協力ネットワークが「NGO非戦ネット関連イベント」を開催いたします。

若者たちの正義感をテロに向かわせないために
〜ダッカ襲撃・人質事件をNGOとともに考える〜

7月1日ダッカで起きた痛ましいレストラン襲撃・人質事件で被害に遭われた方々、世界中のテロ事件の犠牲になった方々に哀悼の意を表します。
バングラデシュで活動してきたNGOとして、このような事件が二度と繰り返されないことを強く望み、悲しみや憎悪の連鎖を断ち切る一歩を考える責任を感じています。
実行犯グループの3人は、ダッカ育ちで高等教育を受けていました。彼らが持っていたはずの正義感、やさしさ、能力、エネルギーは、生まれ育った国の問題解決に役立てられるのではなく、被害者の生命や健康を奪い、世界中を恐怖に陥れる事件に使われてしまいました。
主催団体である(特活)アジア砒素ネットワークは、1998年よりバングラデシュの砒素汚染地域で安全な水の供給や地域の人の健康づくりを支援してきたNGOです。
各活動を進める上で、特に近年意識してきたことは、地域の若者たちの参加でした。若者たちがNGOとの活動を通じて、学び、実践し、達成感を得られる環境づくりにも取り組んできました。

若者たちが過激派思想や暴力に走ることなく、持てる力を足元の問題解決に活かせるようにするには何が必要か。今、NGOや日本の市民には何が求められているのか?
バングラデシュの若い世代と交流のある二人のゲストとともに考えてみたいと思います。

■ゲスト
村 上心 2003年から(特活)アジア砒素ネットワークのボランティアとしてバングラデシュ南西部のジョソール県の農村部に滞在。大学卒業後、日本企業に就 職するも、バングラデシュを忘れられず、2010年にダッカ市の私立大学North South Universityに留学し、2年間経営学を学ぶ。宮崎県出身。会社員。アジア砒素ネットワーク理事

塩田亮吾 千葉県出身の写真家。 2006年にアジア横断の途上でバングラデシュを訪問。その際に出会った砒素汚染をライフワークとし、09年より定期的にバングラデシュを訪れている。昨 年10月から2ヶ月半バングラデシュを旅したが、その直前の邦人殺害事件を受け、緊張感に包まれ、砒素汚染の深刻な村に入るのも困難になっていた。

■日 時:2016年8月4日(木)19:00開始
■場 所:常圓寺・ホール(東京都新宿区西新宿7:12-5)
http://www.joenji.jp/annai.html
■参加費:500円

■共 催:アジア砒素ネットワーク http://www.asia-arsenic.jp/top/
アーユス仏教国際協力ネットワーク http://ngo-ayus.jp/
■申 込:こちらからお申込いただけます。http://goo.gl/forms/g9KvJ87i9ovKDTcr1
お問い合わせ 09043562201 石山まで
*8月2日までにお申込ください。